スマホアプリやパソコンで無料でオ確率計算(オッズ)ができるものが、たくさんあるんですが使い方がよく分からんという質問を受けたので解説していきたいと思います。
ポーカー確率(オッズ)計算機の基本操作
色んなサイトやスマホアプリで用意されているオッズ計算の使い方は基本的に同じです。
今回は、僕が利用しているiPhoneの『odds calculator for poker』を例に解説していきます。
プリフロップでの入力操作
まずはテーブルにカードが一枚も出ていない状態(プリフロップ)での操作方法になります。
アプリを起動して、2枚分のカードの空欄部分をタップします。
カード一覧が表示されるので、勝率を調べたいカードを2枚選びます。
自動的に2つ目の空欄ができますので、同じ要領でカードを入力します。
(最大で10人まで入力できます)
例えば、こんな感じで入力するとプリフロップ段階での勝率を自動的に計算してくれます。
仮に、これがお互いオールインした場合だとは約35%とかなり勝率の悪いカードでオールインに挑んでいるということが言えます。
マルチの勝率と消し方
3人以上の場合の勝率もこの通りです。
消したいカードがあれば画面を横にスワイプすることで消すことができます。
フロップ、ターン、リバーの入力操作
テーブルに5枚のカードが配られるまでの入力操作になります。
上の空欄をタップするとカードの入力ができます。
例えば、こんな感じで入力すると現段階での勝率を計算してくれます。
はストレートか99、QQ、Q9と引かないと勝ち目がないので、かなり不利なことが分かります。
オッズのデータの見方
ここからはデータの見方を解説していきたいと思います。
プリフロップ段階でのデータの見方
プリフロップでのデータの見方次の通りです。
側 |
・29%の確率でワンペアーで勝てる
・19%の確率でツーペアで勝てる ・5%の確率でハイカードで勝てる |
側 |
・13%でツーペアで勝てる
・9%でワンペアで勝てる ・5%でストレートで勝てる |
仮にプリフロップ段階でオールインになったとき、相手がAAやKKでない限り”ワンチャンある”と考えてしまうことがあるかと思います。
ですが確率を知ると相当不利な状況でオールインしていることになります。
フロップ段階でのデータの見方
フロップで仮にとカード落ちた場合の勝率で解説してみます。
側 |
・36%の確率でワンペアーのまま勝てる
・33%の確率でツーペアになって勝てる ・6%の確率でスリーカードになって勝てる |
側 |
・17%の確率でストレートになって勝てる
・残りほぼ0%(多分1%くらいはあるはず!?)でツーペアを作るか、スリーカードを作って勝てる |
見ての通りに要求される役のハードルが鬼高いです。
実際には相手のカードは分からないので予想することになります。
例えば側がプリフロップでレイズをして入ってきていた場合、Kを持っている可能性は十分にあるのでこのフロップは危険な可能性が高いと予想する感じです。
勝率(オッズ)に対するベットの考え方が重要
ポーカーをプレイしていると『ベットするのか』『フォールドするのか』『コールするのか』何度も選択を迫られますが、オッズはその一つの判断基準となります。
「勝率に対して、いくらのチップをベットするのか?」
というのは実は数学的に理想値が決まっていたりします。
この理想値を守ると理論上は長期プレイするほど、勝てるという計算になります。
詳しくは【オッズに対する勝率の考え方※準備中です】で解説しますので参考にしてみてください。
もし数字が苦手でも…
数字が苦手な人は、もしかすると『毎回ハンドを記憶→あとでアプリで確率計算』
という流れが苦手な場合もあるかも知れません。
そういった場合は、”大体で把握しておく”という方法もあります。
ポーカー道というサイトに『ポーカーの色々な確率』という便利な記事がありますので、こちらを一度参照しておくといいかと思います。
数字が苦手だとしてもポーカーにおいては「何も学びたくない=搾取される」という図式になりますのでお気をつけください。